人と仕事

土木・建築の仕事:土木の仕事

設計から施工管理、関係者との調整など工事全体を管理

私が今取り組んでいるのは、2019年4月開通予定の相鉄・東急直通線建設のプロジェクトです。現在、東横線と相鉄線は、横浜駅で接続しています。これを日吉駅から相鉄線の西谷までの連絡線で接続し、相互直通運転する計画が進んでいます。完成すれば神奈川県央部や横浜市西部と東京都心部が直結され、東急線から新幹線(新横浜駅)へのアクセスも向上します。
私は、2010年10月に建設課に異動した時からこのプロジェクトに関わり、4年間の設計・手続き等の期間を経て、現在、日吉駅付近の工区の設計・施工管理を任されています。工区担当の仕事は、工程進捗や工事状況を見るために現場に足を運ぶこともありますが、設計から予算管理、工程管理、施工管理など、工事全体の管理業務で、デスクワークや打ち合わせが中心です。施工を担当する建設会社、設計会社との打ち合わせの他、事業主体の鉄道・運輸機構や自治体などとの折衝、社内でも保線や電気、駅、乗務職場などの関係部署との調整など、関係者が多く忙しい毎日です。また、日吉駅付近は住宅街なので、騒音や振動を軽減すること、沿線にお住いの方々にご理解いただくことも私たちの仕事です。
現在、東横線の日吉駅付近は高架になっており、私が担当する工区では高架橋の下に門型の構造物を構築し東横線を受け替えたうえで、下の柱を撤去し、できたスペースに新しい線路を敷きます。上部には営業線が通常運行しながらの工事なので、運行に支障がないよう、安全管理にも万全を尽くしています。
いよいよ本格的な工事が始まりますが、厳しい工程の中で、予定が遅れないようにがんばっていきたいと思います。

若いうちから大きな仕事を任される。だから成長できる

入社間もなく二子新地の工事事務所に配属され、田園都市線の複々線化工事を経験しました。最初は何もわかりませんでしたが、先輩や上司に教えてもらいながら勉強し、今は担当工区を主体的に担当するまでに成長できました。人に習うだけではなく、まずは自分で文献や過去の事例を調べてみるなど、手を動かしてみることが重要です。建設会社や設計会社の担当者は、その分野のプロフェッショナルで知識も経験も豊富です。工事を管理する立場として、対等にやりとりできるよう、設計基準や仕様書を調べたり、資格取得に向けて勉強するなど、知識、技術の向上に努めています。
大事なのは100年先まで残る良いものを作ること。そのために、コンクリートなどの材料や鉄筋の太さや本数、工法など、品質にも注意し、現場も確認しながら、これなら大丈夫と太鼓判を押せるものを作っていきたいと思います。
この工事は現在、東急電鉄の新線建設工事の中でもビッグプロジェクトです。その仕事に、計画段階から完成まで関わることができたのは非常に貴重な経験です。若いうちから大きな仕事を任してもらい、主体的に判断する経験を積むことで、さらに成長していきたいと思います。良いものができるよう、完成するまで全力を尽くしていきたいと思います。

コラム/私を変えたあのひと言

「なぜなぜ坊やになりなさい」

新入社員の時、上司に工事計画を説明する時、書かれた計画を漫然と説明をしたところ、「埋戻しの時、仮土留め杭の撤去はどうする?」と聞かれ、答えられませんでした。すると、「撤去できるよう加工されているはずだ」と指摘され、調べたところ、たしかにそのための仕込みがされていて、現場でさまざまな工夫がされていることを学びました。
設計や工事の計画では、疑問に感じたら、調べたり、聞いたりすることが重要です。教えてもらう場合でも、漫然と習うのではなく、何でも、なぜそうなっているのか、常に疑問や課題を見つけ、考えていく姿勢が重要だと思います。

プロフィール

鉄道事業本部 工務部 日吉工事事務所

山道 芳徳

青森県出身。小さい頃、近所で大きな橋の架け替え工事を見て、インフラ建設の仕事に興味を持つ。学生時代は軽音楽部でギターを担当。今もフジロックに出掛けるほどのロック好き。趣味は読書で、好きな作家は筒井康隆など。通勤時は携帯で読んでいる。

キャリアパス

2006年
工務部 土木科
2008年
工務部 二子新地工事事務所
2010年
工務部 建設課
2013年
現職

1日の流れ

事務所のデスクで、工事の図面を確認
明日の工事の内容について、ゼネコンの担当者と現場で打ち合わせ
現場に足を運び、安全と品質を確認する
本日の作業の報告時、設計内容について、上司に相談し、アドバイスを受ける

My Item

手帳

一冊の手帳に、メモだけではなく、連絡体制や安全手帳など、仕事中確認したいものを全部入れて、仕事中は肌身離さず持ち歩いています。

私の職場

オフ

ボルダリング

山登りに行ったのがきっかけでボルダリングを始め、週1回はボルダリングジムで練習しています。まだ初心者ですが、やるごとに上達を実感でき、はまっています。半日ほど汗を流すだけですが、心地よい筋肉痛になります。

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