人と仕事

駅係員の仕事:車掌の仕事

お客さまの安全と時間通りの運行を支える

現在は、元住吉車掌区に所属し、東横線の車掌として、渋谷~元町・中華街駅間を1日3往復半乗務しています。
車掌の仕事は、扉の開閉から車内アナウンスによるお客さまへのご案内、空調の調節などの様々な業務があります。重要な使命は、目的地までお客さまを安全にご案内することです。ラッシュ時には、秒単位の運行スケジュールを頭に入れ、安全に扉を開閉するように気を配らなければなりません。駅に到着してから、お客さまの動きを見ながら扉を閉めて出発の合図を出し、列車が駅から離れるまでが車掌にとって一番集中力を要する時間です。
緊張が続く勤務ですが、季節や曜日、時間帯によって変わる街のいろいろな顔を見ながら乗務するのが好きです。また、お客さまから「最近、女性の車掌さんが増えたけど、頑張ってね」と声をかけられたり、小さなお子さまが笑顔で手を振ってくれたりと、心なごむ瞬間もあります。渋谷、横浜という、日本を代表する大きな街を結ぶ大動脈の安全運行に貢献できることは誇りでもあります。
勤務は泊まり勤務や早朝勤務などのローテーションで、不規則になりがちです。睡眠時間を十分に取り、体調を崩さないようにするのも仕事の一部で、万全の体調で乗務に臨むよう心掛けています。

充実した制度のもとで、早く一人前の車掌になることを目標に

車掌になって最初の1カ月は東急教習所にて机上教習をし、その後2カ月間は先輩の指導車掌とマンツーマンで乗務し、訓練を重ねながら車掌業務の基礎を学びます。単独で乗務するようになるまでは、3カ月を要します。
現在、車掌になって一年半経ちましたが、課題はたくさんあります。特に難しいと感じるのは、車内アナウンス。どのようにしたらお客さまにうまく伝えることができるかを常に考え、時間帯によって説明の仕方はもとより、声のトーンやリズムを微妙に変えるなどの工夫をしています。
車掌は基本的に1人での勤務のため、他の車掌の仕事ぶりを見る機会がなく、「こんな時、他の人はどうしているんだろう」と思うことも少なくありません。休憩時間に同僚や先輩にいろいろな話を聞いたり、通勤時、同僚の車掌の仕事ぶりを見て参考にしています。これまで、大きなトラブルなどの経験はありませんが、先輩の経験談を聞いて不測の事態に遭遇しても落ち着いて対処できるような車掌になりたいと思います。
女性として長く仕事をしたいという思いがあり、産休や育児支援制度の充実している東急電鉄に入社しました。そして、長い目で見て1つずつステップアップしていく働き方をしたいと考え、駅係員から車掌になろうとチャレンジする決心をしました。今は、車掌で一人前になることに集中していますが、今後はさらなるキャリアアップも視野に入れて、頑張っていきたいと思います。

コラム/私を変えたあのひと言

私の指導員だった先輩社員の添野

「与えられたチャンスを一つひとつ大事にしなさい」

入社間もない大井町駅の駅係員時代、しばらくして仕事にも慣れた頃、目標もなくなんとなく業務をこなしていました。そんな時、駅係員のサービスを競う社内競技会(サービス選手権)の駅代表者として推薦されました。難色を示したところ、指導員だった先輩から、「いやなことも仕事。チャンスだと思って頑張れば、絶対自分に返ってくる」と励まされ、考え方を切り換えました。この言葉がなければ、車掌試験もがんばれなかったと思い、先輩には感謝しています。

私の指導員だった先輩社員の添野

プロフィール

運転車両部 元住吉車掌区 車掌

菅谷 梨加

学生時代では野球サークルに所属。最近は会社の仲間とゴルフを始めた。父親が電車の運転士だったことから、一生働ける会社として東急電鉄に入社。趣味は旅行で、国内、海外を問わず出かける。休日は、なるべく早起きして、午前中に家事を終わらせ、午後は好きなことに時間を使うことを心がけている。

キャリアパス

2008年
大井町駅
2013年
現職

1日の流れ

列車に乗る準備を整え車掌区で乗務点呼を受けます。
ホームで前任者と乗務交代します。
行路表を確認しながら車内アナウンスでお客さまにご案内します。
自分の担当乗務が終わり下車した後は、電車後部や線路の安全確認をします。

My Item

懐中時計

父親からもらった懐中時計。電車の運転士をしていた父が、定年退職の時に会社からもらったものです。乗務のお守りとして乗務の時は、いつも乗務かばんに入れています。

私の職場

オフ

2015年2月16日、元住吉車掌区の同僚と行ったディズニーランドにてです。実家からも近いディズニーリゾートは小さい頃から大好きで、年に数回行っています。また明日からも頑張ろう!と元気をもらえる場所です。右から2番目が私。

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